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この青空の向こう側へ、貴方と。

戦争を。
力をつけなさい。人ならざるものとも戦える力を。
我が国の為に争いなさい、妖精の民よ。

終末なんて、訪れさせはしない。
苦しみと災いの果てにある、最上級の幸福を。
だって、それこそが妖精の御伽話。
幸福で、色鮮やかで、穏やかな、永遠に幼き純粋な世界。

──その為だというのに、ああ、今日も、愛おしい青空の下は酷く無機質で、噎せるほどに鉄臭い。

流血/異形/差別/欠損/戦争表現 有

​Story

レーヴェリア王国軍に所属する少女、アリス。
女王陛下と軍神の創り上げた兵器として命令のままに生きてきた彼女には、しかし時折秘密裏に会う一人の少年がいた。彼の前では、人として、子供として、幼いながらに未来の夢を語った。
二股の尾に、獣の耳、鋭利な歯。

「いつかさぁ、このニセモンの青空の外、オレと一緒にいこーぜ!クソみてーにゃ世界捨ててさ、そしたらさ、今度はオレがぜってーアリスの事守るから。約束にゃあ」

そう手を差し伸べる彼、彼女のたった一つの秘密は、人でも妖精でもない、強大な力を持つ魔物“リリス”、ネロという少年だった。

第五位【女王】ヴェリヴァエル

終末世界の幸福論

ファンタジー

ルート分岐/無し

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